コンクリートが危ない
今から数年前、岩波新書で「コンクリートが危ない」と言う新書を読んだ。何でも不確かな記憶では2005年頃に連続してコンクリート公共建造物が崩壊するという内容だった。もう年限がすぎてるし、山陽新幹線のトンネル事故以外は是と言った話題をきかないので、とんだインチキ学者だと内々思っていた。
昨日、県生涯学習センターの図書室でその新書、小林一輔「コンクリートが危ない」岩波新書 赤本616 を偶然見つけた。
その本では「2005年から2010年の間にコンクリート建造物が一斉に崩れだす」と書いてある。今年は2007年だから、この予想は外れたと言って良い。
とんだインチキ学者だと内々思ったが、なかなかしかりした学者で方法論も科学的で正しいと思う。資料も信用がおけそうだ。
すると、結果として予想が外れた、その結果それなりの予算や金額が無駄に消費された結果責任はだけが引き受けうるのか? 著者:畑村 洋太郎
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