国民年金
今 衆議院で5000万人の国民年金が空に浮いたとか、未払いとか議論したり、決裂したりしている。民主党は1年前からこの事実を知っていて今の参議院議員の選挙対策というか、議論、道具にとっておいたようだ。
国民年金保険と厚生年金保険の名合わせが難しいにはわるが、それを空に浮かせてきたのは社会保険庁が親方日の丸の態度で仕事をしてきたせだろう。
しかし、今になってそれを一気に解決しょうとしても無理だ。
100年安心な国民年金と言って国民をだました自民党と公明党が誤り、いまの少子高齢化社会では年金の賦課方式がもうなりたなくなったことをせつめいし、一刻も早く年金制度を含む社会保証制度を再設計すべきである。
その過渡期の人々に損得が生じるのはやむを得ぬ。これを民主主義で解決しようとすると結局、世帯間対立を生むだけだ。
その点でも団塊の世代は世渡りが上手だ。
私はまだ詳しくは考えてないが、賦課方式をやめ全額税金でまかなう方式に移行せざるを得ないと思う。
年金は再び主要な参議院議員選挙の争点になるのか。 著者:宇沢 弘文
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