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2007年7月30日 (月)

官僚と庄屋

私が何時もテニスの壁打ちの練習をしている県総合運動公園のすぐ南側に夫婦(みよと)池があり、その東大池の樋門の近くに今日工事用の車が停車し、工事の人が2,3人いたので、何の工事があるのか聞いてみた。

東大池の樋門に不具合があり、いまからゴムブーツを被り、酸素ボンベを背負って池に潜り、樋門が上の土手から操作出来るように、電気溶接工事で修理するという。

この樋門はいつ頃出来たのですかと質問すると、2,3十年前とは思われるが
図面や資料が残っていなく不明とのこと。多分この大きさの池ならば県の土木部の担当と思う。9時前には工事の人や池を利用し、樋門の開閉をする人もすでに池の土手に勢揃いしている。池の利用者がたまらず、携帯でどこかに電話すると先に工事を初めて貰ってかまわないという。多分、県の官僚だろう。

一週間ほど前、砥部図書館で借りた砥部の文化財という本に川井の溜め池(西ノ池)の工事の資料が庄屋さんに保存され、転記されていたが江戸時代の工事なのに”西ノ溜池の土管孔の大サ” ”水門断面の決定”などの近代的な計算書があった。

今の官僚と昔の庄屋の池の樋門に対する考え方に大きい差が有ることに気づく。池の樋門は年に一回は操作するもであり、水中にあるものを上の土手から操作するので、その操作系に不具合がママ発生することは用意に考えられる。
その時の備えて、工事用の図面、資料を保管、保存するのは当然だと思う。

今の官僚がいかに、その場限りの仕事ですませているかが、上の例でよく解る。

それに比べ、昔の庄屋さんなどはずうっと将来の事まで考え、仕事をしていたのだろう。

単なる溜め池の重要性の変化のせいだけでは済ませられない物を感じる。

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