社会保障、福祉政策の時代錯誤
定例の図書室ボランティアの合間に、2005年3月の「思想」を拾い読みした。
そこに”バスにのり送れるな、バスに閉じこめられるな?”を読み、全世界的な貧困や格差について、深く考えさせられた。
貧困や格差の問題はなにも現代の日本社会だけの問題ではない。全世界的な問題である。パリ、ニューヨーク、ロンドンの貧富の格差と地域としてのアフリカ、イラン、ブラジルの所得格差。
一方国内的には東京、名古屋の貧富の格差と沖縄、島根、山形の所得格差
これを三位一体政策やニート、フリータ政策で個別に、短期に解決しようとしても無理である。
税制(消費税を含む)、社会保障、保険と一体にして真剣に議論しなければ成らないと考える。 著者:橘木 俊詔
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コメント
格差は小泉政権からの「小さな政府」=市場原理主義=弱者きりすてが原因です。このままでは二極化の階層社会となり、たくさんのひとが生活を圧迫されたり医療を受けられず死にます。プロパガンダに騙されないで下さい。植草一秀「知られざる真実」を読んでみて下さい。
投稿: 愛 | 2007年9月 6日 (木) 22時22分