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2007年9月28日 (金)

国家の借金は返さなくて良い?

明日を読み解く「中央公論」2007 10 の特集「国家の品質が危うい」を読んだ。

多分、堺屋太一の記述と記憶しているが、近代工業社会が知価革命で「物財、サービスの豊かなことが幸福」から「満足の大きさこそ幸せ」に変わった。

だから、明治維新の5大改革にならい、平成の大維新をおこなえと主張し、

1,開国はFTA、EPAのどの推進
2.公務員制度は終身雇用の中止、官、学、民の流動
3,中央主権化は道州制にする
4,通貨改革については、現在の国家の800兆円の借金は返済しなくてよい
5,情報公開はインターネットに期待する

などが、要約だと理解する。私は4,の国家の800兆円の借金は返さなくてかまわないが、理解できない。これは長い期間をかけてハイパーインフレを興すと
言う意味だとも考える。すると、長生きする年金だけの生活者はどうなるのか。物価変動に比例して、法律どうり年金額を増加してくれるのか。

それだは、返済しなくても良いという根拠が薄くなるような気がする。

5,のインターネットに期待すると言われて久しいが、何は良い変化の方向は
見いだせているのか。はなはだ疑問に思う。

最後に別項目で、村上正泰「消費税目的化は社会保障費抑制につながる」
という、大変参考になる文章も掲載されていた。

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