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2007年10月 5日 (金)

ワシントン、コンセサスの間違っている

昨日の図書館ボランティアで、明日を読み解く「中央公論」2007 10 緒方貞子とJ,E,スティグリッツの対談”私たちは本当に繁栄の中にいるのか”-世界の貧困に立ち向かうには何が必要かー「東アジアの奇跡をアフリカに適合させるとき」で

現代の科学は寿命を延ばし、生命を救う可能性をもたらしました。しかし、現代の社会科学と政治は科学知識を世界中の人々に伝達することを妨げている。

IMFも世界銀行なんとかが途上国に強いた市場中心主義の「ワシントン、コンセサンス」の問題={市場がすべてだ}に東アジアは従わなかった。ジニ係数も非常に低い。ラテンアメリカは従って失敗した。

この東アジアの奇跡をアフリカに適応するには、最早「ワシントン、コンセサンス」は間違っている事が判明しているので、その方針として
1.自分で考え、自分達に必要な事をする。
2、政府が大きな役割を担う
3.貧困つまり所得配分に注意しよう
4.環境に注意し、持続可能な環境を維持しよう

発展した諸国と発展の乏しい諸国を分けたのは
資源の格差だけでなく、知識の格差、教育の格差
である。

格差、貧困とは
先行き不安と
無気力
である。

日本にはアフリカで果たすべき役割がある。それは
国際レベルの通商と金融に関するどの様な国際ルールを
適応するか、開発すかである。

以上私なりの対談の纏めだが、以外に思うには「ワシントン、コンセサス」は間違って
いるとはっきり断定している事である。もうこれからはアメリカは世界のリーダーには
なり得ないのか?

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