麻生新総理「補正予算を通す気か」
麻生新総理は総裁選の最中に
1.プライマリーバランスの実現の先送り
2.2,200億円の社会保障費財源の抑制の凍結
3.財政出動を伴う景気対策
を表明した。かたや、辞めて行った福田前総理は
財政運営方針は変更されない。先般取りまとめ
られた「安心実現のための緊急総合対策」にそう
明記されている。
新閣僚の財政、金融大臣に中川正一氏を起用
したことは、やはり、選挙目当てにバラマキを
やるつもりでいるのでしょか。
補正予算は民主党との駆け引きで、成立する
か、否かがわかれるのでしょう。
成立しないで、バラマキが出来ないと民主党の
国会運営に難癖を付け、選挙戦の有利なポイ
ントにするのでしょう。
かたや、民主党の無投票で3選された小沢
一郎代表も所信表明の中で
1.個別所得補償
2.子供手当て支給
を挙げ、政策経費の財源としての予算の
総組み換えで22兆円を捻出するという。
どちらも、近い、いやむしろ直近の財政運営
を直視したら消費税の増税は避けられない
と思われるのに、何もこれに触れないには
政治家として不誠実であると私は考える。
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