3新聞の社説に見る自民党総裁選
朝日、読売,NIKKEI NETに見る自民党総裁選の扱い
朝日 自民党総裁選ーもっと面白くするために
自民党の総裁選は、候補者ラッシュになってきた。
途中略して、
総選挙での小澤民主党との勝負に向けて、どれだけの緊張
感のある論戦を繰り広げられるか、説得力のある政策を打
ち出せるか。そてが今回の総裁選挙の最大の見どころだろ。
その点で注目されるのは、与謝野馨経済相の参戦だ。
麻生太郎幹事長は景気回復をなにより優先し、財政再建より
財政出動を主張する「積極政策派」。これに対し、与謝野氏は
国民に消費税を求める勇気を持つべきだとう「財政再建派」。
両氏の論争の行方は、ばらまち色の強い政策に傾く公明党
との関係や、当面の消費増税を否定する民主党の主張に
も影響を及ぼさずにはおかない。
さらに「上げ潮派」と呼ばれるグループもある。財政規律は大
事だが、増税は避け、減税など経済の成長戦略を優先すべ
きだという立場だ。「上げ潮派」の重鎮といえば、なんといって
も中川秀直元幹事長だ。総裁選の意義をより深め、本格的な
政策論争を盛り上げるためにも、ここは中川氏が自ら名乗り
をあげてはどうか。
読売新聞
「10月上旬解散」濃厚、11月9日投票軸に与党調整
政局の最大の争点である衆院解散、総選挙について、24日
召集予定の臨時国会で新首相の所信表明演説と各党代表
質問を行った直後の10月上旬に衆院を解散する方向で、自
民党が公明党と調整に入ったことが5日、明らかになった。
NIKKEI NET
社説1,日本を正しく伝える国際放送の実現を
NHKの問題
社説2,関税逃れなら問題が
三菱商事の豚肉輸入の差額関税制度の問題
以上、朝日以外は自民党総裁選には、まったく触れて居らず、読売新聞は、既に選挙後の衆院解散、総選挙が既定の事の様に書いている。NIKKEI NETが無視するのは新聞の趣旨から、当然か。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 大阪市長選挙について(2011.11.19)
- 東海・西日本を三連動地震・津波がおそう 今村文彦(2011.07.06)
- 忘れられた町 救援も報道もこない町がある 江川紹子(2011.07.05)
- 鼎談 日本人 戦艦大和と福島原発 半藤一利・保坂正康・戸高一成(2011.07.04)
- 特殊 福島の苦悩と焦燥 佐藤 栄佐久 前知事が語る「福島再生」(2011.07.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント