「横田めぐみさんは死んでいる」-警視総監発言の酷薄
新潮45 2009 4 発行所 (株)新潮社 編集兼発行者 宮本太一
「横田めぐみさんは死んでいる」
ー警視総監発言の酷薄
鹿島圭介/ジャーナリスト かじまけいすけ
今や警視総監のトップにまでのぼりつめた、米村敏郎警視総監
その人の2005年の師走から新春にかけての東京・築地にある料理屋。2階のお座敷で、ある警察官僚と彼を囲むマスコミとの記者達の懇親会での発言
「横田めぐみさんは死んでいる。根拠はない。あくまで個人的な思いだけだ。俺はそう思う」
以前、警視庁の公安部長を務めた米村さんが、2005年8月に大阪警察本部長から警視庁に副総監として戻ってきたので、就任祝いを兼ねた会をやろうという趣旨でした。
「頼れる警視庁」を課題に、昨年 436000人の組織のトップの座に就いた男の本心がこれだったのか?
横田めぐみさんは生きている
虚構の極め付けは日本の最新科学で暴かれた
再婚し、男子を出産
めぐみさんが、ロイヤル・ファミリーの中枢に入れられ、機密情報に
触れていたとすれば、北朝鮮が日本には返せないのも頷けるとい
ものだ。
<慣れし、故郷を放たれて>
<夢に 楽土 求めけり>
母 横田幸恵さん 生きているか 死んでいるか 一つしかない
証拠が見つからな以上 生きていると信じて待つしかない
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