5月10日 時事放談を見て どうする小沢代表 総力報道あいテレビ
5月10日 放送の時事放談を見て どうする小沢代表
司会 御厨貴 東京大学教授
対談者 仙谷由人 民主党元政調会長
片山善博 前島根県知事
大型連休も終わりに・・・
御厨 仙谷さんGWはいかがお過ごしでしたか?
仙谷 前半は地元で後援会の女性の方々がバザーを二日間やっていただいて、手作りで餅を搗いたり、寿司を作ったり弁当も作り、ツツジが咲いている山が丁度近くにあり、そこでバザーをやり二日間で50万円収益を挙げて頂きました。その間挨拶回りをしていました。
御厨 片山さんいかがですか?
片山 私はどこへも行かずずーと家族と一緒の過ごしました。インフルエンザの新型もでましたので。
御厨 講義の予習とかも
片山 それもしましたが、
御厨 なるほど
御厨 今年は衆議院選を控えているせいか、衆議院議員の海外渡航が18人です。非常に少ないですね。例年ですと100人位出ているのですが、仙谷さんいかがですか?
仙谷 この間、選挙がある、あると来てますから、やはり出にくいのでしょうね。それとここまで来るとヨーロッパ、アメリカが日本よりどうか?金融的に日本よりひどいですからね。先進国の酷い状況を見に行くというのも一つの手でしょうけれど。今までの日本の外遊は偉いさんに会うという事でしょう。合って何かモデルを求める、そういうイメージがなくなっているかもしれません。
TBSアナウンサー 小島慶子
お早う御座います。小島慶子です。さて国会では15兆円もの予算をめぐる議論が本格化しました。私たちのお金をこれだけ使うのですから、なんとしても景気が良くならないと困ります。しかし、これで本当に大丈夫なのでしょうか?そんな大型予算の後はやはり選挙でしょうか。一番の焦点は民主党代表の進退問題です。民主党は政権交代を目前にして小沢代表の第1秘書が逮捕されるという大事件に見舞われました。あれかた早や2か月.その間全く局面をだかい出来ないまま立ち往生していました。それを不思議の思う人も多いのではないでしょうか?そんな小沢問題ですが、残された時間は限られました。水面下の動きも激しくなってきました。そこで民主党の行動体長と目される仙谷と、ずばり言いきる人気の片山さんに駆けつけて貰いました。司会は御厨貴さんです。そではドラマッチクトークのスタートです。
「16兆円の裏」!そして選挙!
銘菓は仙谷さんの故郷、徳島県のなると金時です
片山さん 鳥取県はすいかです
新型インフエンザどう対処!?
途中省略
「15兆円の裏」! 省略
2か月「6割」で!!
新聞各社の世論調査を並べると
どこかやっても! 何回やっても!
小沢代表「辞任を」61% 3月9日東京新聞
小沢代表「辞任を」61% 3月9日朝日新聞
「小沢代表辞任を」57% 3月9日毎日新聞
およそ一か月後
「小沢代表辞任を」63% 3月30日朝日新聞
小沢氏「辞任すべき」64% 3月27日日本経済新聞
小沢続投 「納得せず」68% 3月27日経済新聞
小沢代表「辞任を」66% 3月27日森交新聞
およそ2が月後の調査でも
「小沢氏辞任を」72% 4月12日毎日新聞
小沢代表になお逆風 4月21日朝日新聞
小沢氏進退 民主に重く 4月27日本経済新聞
御厨 仙谷さん、さあどの新聞でも6割辞めなさいといっている
この状態で2か月来たわけですが、正直これで良いのでしょうか?
仙谷 新聞、雑誌のインタービューでも政治家小沢にとって一歩後退2歩前進と言う戦略を取られないとせっかくこの20年間日本の政治の中心のあって、あの人が日本に二大政党政治を実現しようと頑張っている、政権交代を実現させようとしている、それが本当の民主主義だと、こういう事で国民の対する求心力を持ってきたのです。さあ選挙直前に控えて、秘書が逮捕されるという事態が起こり、その事の対しては、私も元弁護士として言わなければいけない事は検察の行き方に対しいてそうとう有ると思っていますが、事ここに至って国民の皆様の反応を拝見していると、これは小沢さん自身も民主党の勝たせるという一点でね、一歩後退二歩前進というか、亀井さんもそうおっしゃたのですが「身を捨ててこそ浮かぶ瀬も有れ」、私もこの「身を捨ててこそ浮かぶ瀬も有れ」という政治決断をね、冷徹な政治計算の上で政治決断をしなければ、政治道義の問題もあるが、それを超えたものの部分、あるいはいろいろな物を超えたものが有るという気がする。
御厨 片山さん民主党のイメージを小沢さんのイメージが超えた部分があると思われのでうすが?
片山 私は今度の小沢代表の辞任問題は民主党が問われていると思います。小沢さんが問われているよりも、むしろ民主党が問われている。というのは民主党の党是、これが問われていると思います。小沢さんの政治秘書が逮捕された、これは政治資金規正法といる法律の問題でこれは適正の処理していると言われている。いわばそういう問題でなくて党首が依然として公共事業の関係から政治資金を調達していたのですかとう問題です。ちゃんと政党本位の制度も出来ている.政党交付金も出ている。どうして別途公共事業から政治資金を調達しなければいけないのですか.政治資金を公共事業から調達するという事は公共事業は官が発注している。お役人が発注している.お役所が発注したものがいろいろな談合だとかで、超過利潤が発生し、その内の一部が政治の廻流している。これが公共事業と政治資金の関係ですね。それが自民党的体質なのです。それに対して民主党は批判して乗り越え政権交代しようとした。その民主党の代表が実は自民党的体質そのままであったということが問われのです。それでいいのでうかということです。
だから民主党が問われていると私は思うのです。
御厨 じつは民主党のなかにも鳩山さんが説明をもっと、何をどう説明するのか、これを聴いて国民が納得できるのか。これだけ6割いるのに、そんな感じがするのですが、そのへん仙谷さnいががですか?
仙谷 だから今、片山さんがおっしゃた通りで、我が党の党是はコンキリートから人へと、つまり党首の宛先を人材養成とか教育とか人を大事にする医用とか介護とかそちらの方の優先すべきであって公共事業の関係は少々低減傾向であっても、適正化することが必要である。公共事業で国の経済をひっぱたり建設業中心の世の中を作ってはいけないというのをずーとやってきたのです。私も1999年書いた物が土建国家日本で農業土木の分野を槍玉に挙げて本書いたぐらいなのです。この事の矛盾がダムも道路も農業土木も、こんなに集中してのんな所のやる必要がないのではないかと。そのとどのつまりが、道路公団改革やってみたが、まだやれてないから道路特別会計を一般会計にしようと政治問題になったのが昨年ですよね。所が蓋を開けて見たら東北地方の公共事業というのは小沢先生の事務所に御挨拶をしないと上手く行かないという事が西松をはじめいろいろあったのですかねという雰囲気というかこの事実の方が60何%にでてきているのでしょうね。これは今までの民主党と違うのではないかという事がボディブローの様に入っていると僕は見ている。小沢さんは公共事業がどうこうということは一度もおっしゃた事が無い。生活が第一で公共事業ではなく、医療や介護や農業の方面の持って行こうとしていると思う。農業を保護し限界集落をなんとかし、人間の方に金を入れていこういう考えで一昨年の参議院議員選挙を戦われたと思います。
御厨 小澤さんが辞めたらよいと民主党の方が思っていてなぜ言わないのでしょうか?
片山 これは民主党の中に一つの恐怖感があると思うのです。小澤さが辞めたとたんにバラバラになるのではないか。福田内閣の時に大連立構想が有った。これが潰えた、党首自ら辞めつと言った。皆よてたかって辞めるなと言った。あいうのは外から見ているととても不思議だった。失礼でうが大失態ですよ。それを辞めさせない様にした。その時と似た精神構造が民主党の中のあるのではないか。
辞めるとバラバラになるのではないか?それを乗り越えなくては民主党の政権交代はないのではないか・。説明してもなかなか解らないですよ。党の外の小沢さんのみでなく、民主党として国民理解を求めるべきである。
御厨 仙谷さん、小沢さんとは怖いですか?
仙谷 いや、僕は親しくお付き合いしたことがないですよね。それでもとのともっとも遠いポジションにいましたから、怖さを感じた事もないし、念の入った情を感じた事もないですから私は小沢さんを語る資格はないですよね。
以下民主党内の勢力構造とかの説明があるが、以下省略
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