世界がタックスヘイヴンになる日
中央公論 2009 6 世界金融のいびつな未来
世界がタックスヘヴンになる日 橘玲/作家
たちばな あきら 1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバー。2002年、小説「マネーロンダリング」でデビユー。「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」「永遠の旅行者」「黄金の扇を開ける賢者の海外投資術」など著書多数。
タックスヘイヴンの本質
①課税対象は国内所得のみで、国外所得は非課税
②資産課税(贈与税、相続税)がない。
③利子、配当所得や譲渡所得(株式、債券などの売買益)に課税さ
れない。
④ 非居住者でも銀行や証券会社のどの金融機関を自由に利用で
きる。
⑤非居住者でも法人(営利法人や信託・財団など)を自由に継続し
ている
⑥他国と租税条約を締結していない
⑦金融取引における個人・法人の情報が制度的に保護されている
「正義」はどちらに
UBSのビジネスモデル
「我々は犯罪者ではない!」
リーマン・ショックが魔力を消した
タックスヘヴンの本当の所在地
政治のスケープゴートに
タックスヘイヴンの未来
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