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2009年6月 8日 (月)

時事放談 6月7日放送を見て

時事放談 御厨貴 東京大学教授

対談者 塩川正十郎 元財務大臣
             片山善博   前島根県知事

「北」の後継者は三男!!

TBSアナウンサー 小島慶子
お早う御座います。小島慶子です。明細を出だずに国が公共事業で何をやるかを決めておいて、明細を出さずに地方がそのなん%かのお金を払う直轄事業負担金、そして親からその選挙区をそのまま引き継いで政治家になれると言う世襲議員、国会の会期が決まって夏には政権交代を争点にした選挙が決まっています。それではいまだで許され来たこうしいた問題が次々と出てきました。そして麻生総理の足元では簡保の宿に端を発した郵政問題、大喧嘩です。総裁選を選挙前にやろうという話も有ります。大変な事になっています。そこでご意見番の塩川さんと、なんでもズバズバ語る人気の片山さんに駆けつけて貰いました。司会は御厨貴さんです。それではドラマッチクトークのスタートです。

御厨貴 公共事業の負担金の問題であるとか、あるいは世襲議員
      問題であるとか、あるいは郵政の問題であるとか、こういう
      問題がポコポコと吹き上がって参りまして、それが解決出
     来ないのですね。麻生内閣はいったい何をしようとしている
     のか、それに対して民主党はどう反撃のあれを挙げ様とし
     ているのか、そんな問題について、今日は塩川正十郎さん
     と片山善博さんとお話をしてみたいと思います。

4人とも、宜しくお願いします。

小島慶子 今日は鳩山さんにちなんでこちらを用意しました。
       鳩山民衆サブレー
       今流行の”直江かねつぐ”ばりに「友愛」の鍬形が付いた
       兜を被りまして「一皮むけた”宇宙人”を見て欲しい

新商品!!「鳩山さん「サブレー」
小島慶子 皆様お馴染みの鳩サブレーと混同しないように、民衆党
       を引っ掛けまして「鳩山民衆サブレー」となったそうです
       ちなみにこちらが、お馴染みの鳩サブレーで、違う会社
       が作っているのです。

御厨 片山さん、今召し上がっていますが、お味はいかがですか?

片山 おいしいですね。ただ私、我が家では鎌倉に親戚が有りまし
    て、本物といいますか小サブレーの方が大好物なのです。

御厨 なるほど、塩川さんいかがですか?

塩川 わりと甘いですね

御厨 民衆ですから

御厨 さあ、国が公共事業費をまず決めておいて、その一部を地方
    自治体の負担させる、地方自治体負担金という制度を巡って
    橋本知事がカンカンに怒っています。

小島 直轄事業負担金を巡って橋本知事が

3月26日 直轄事業負担金について
       (負担金の請求書は)ぼったくりバーみたいだ
       地方分権改革議員会のヒヤリングにて
       大阪府 橋本知事
       請求書の明細を要求

5月30日 国土交通省が昨年度の地方負担金の内訳を開示
       全国の負担金総額 9712億円
       国交省の職員の人件費 560億円
                  退職費  32億円

       例えば
       東京都 埼玉県内の駅に設置した映像装置2台660万
             円
             関東技術事務所(千葉、松戸市)の照明車
             2700万円
            奈良俣ダム管理所(群馬)の車両台数計測器
            94万円
       広島県 出先機関の庁舎 職員宿舎の修繕費

             職員の旅費

             公用車 自動車重量税

                           など

御厨 橋本さんは凄く怒っているのですが、片山さんは橋本さんと
    お親しいと伺っていますが、どうなんでうか。これ、酷いです
    か

片山 酷いです。”ばったくりバー”と言われましたが、全くその通り
    です。こういうのは、どこで何を遣るかを国が一方的に決めま
    す。そのツケだけを請求してくる。今まで全国の自治体が国に
    対して明細を要求してこなかった。その結果、国がルーズに
    なってあまり意識しないで色々な所に流用したのだと思う

御厨 あれ、道でしょう、塩川さんこれらの明細が出てこなかったの
    は、地方の側も要求しなっかたのでしょか。

塩川 いや、明細なんか無っかたのでしょう。どうせドンブリでしょう。
    それで改めて理屈付けて見たらこういう事だったという事でし
    ょう。各自治体は今までは頂戴頂戴だったが、今は大体行き
    渡ってきたから、損得勘定でしょう。時代が変わって来た。
    そこを中央省庁は依然として、やるんだから有りがたく持って
    行けとう意識なんですね。

以下省略

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