2党のマニュフェストから平等と平和を考える NO.4
昨日NHKのYuo Tubeを見ていたら、マニュフェストの事を放映したいた。そもそもその記者はマニュフェストと言う語を使うのに反対で”Manifesto"は語尾にoが付いている事からも解る様に元々はイタリヤ語で”宣言”とか”断言”とか言う意味で、衆議院議員総選挙の選挙公約に使うのは不適当であると言われていた。民主党のマニュフェストに工程表がある様に、この種のマニュフェストはもっと小さい地域の議員とか首長の選挙に有効ではあるが、衆議院議員総選挙の様に国の方向性を選択する選挙には不向きであるとの見解で、むしろ堂々と日本語で”公約”と外交や内政について大きな方向性を宣言すべきだと発言したいた。私も同感です。その画面で自由民主党のマニュフェストを見ましたので、、いろいと探して、「自民党 政策BANK」16ページを手に入れました。そのYou Tobeの話題が集団自衛権で、自民党のマニュフェストと書かれていましたが、同じ9、外交・安全保障の画面を写していましたので、もしかしたら自民党はマニュフェストという言葉は使わないのかも知れませんが、この「2党のマニュフェストから平等と平和を考える」の基礎資料にします。
従って、考える基になる資料は「自民党 政策BANK」16ページと民主党Manifesto 16ページです。きしくも同じ枚数です。
さて本題の平和に付いて2党のマニュフェストを比較すると
自民党 29 自由民主党 責任 9 外交・安全保障
民主党 マニュフェフト政策各論 最後の7 外交
が該当すると考えます。
以下僅かな文章ですので、転記します。
自民党 9 外交・安全保障
日米安保体制の強化と在日米軍再編の着実な推進
日米同盟は、わが国外交の基礎である。わが国の安全及びアジア・太平洋地域、世界の平和と安定のために、日米安保体制のより一層の信頼性の向上を図り、日米同盟関係の強化する。また、米国との戦略的な協議や計画検討作業、共同演習、訓練の強化等を積極的に行い、テロ対策における協力、弾道ミサイル防衛の推進等を引き続き努力していく。さらに、在日米軍再編を着実に実施し、抑止力を維持すると同時に、沖縄をはじめとする地元の負担を軽減する。
防衛政策の強化と防衛計画の大綱・中期防衛整備計画の策定
内容省略
安全保障体制の基盤強化
北朝鮮のミサイルや核の脅威から日本を守るめには、たゆまぬ安全保障体制の強化が必要である。
特に、北朝鮮の弾道ミサイルから日本国民の安全を守るため、同盟国である米国に向かう弾道ミサイルの迎撃や弾道ミサイル防衛で連携する米国艦船の防衛などが可能となるよう、必要な安全保障上の手当てを行う。
*新なた脅威や多様な緊急事態への対応能力の強化
弾道ミサイル防衛システムの配置を進め、大規模なテロ・ゲリラへの対策。
*国の安全保障のための防衛産業・技術基盤の維持・強化
テロとの戦い・国際社会の平和と安定のための貢献
内容省略
自衛隊の国際平和協力活動等の推進
内容省略
北朝鮮への断固とした対応
内容省略
積極的な外交展開
内容省略
国家の情報機能及び官邸の司令塔機能の強化
内容省略
民主党 7 外交
51.緊密で対等な日米関係を築く
52.東アジア共同体の構築をめざし、アジア外交を強化する
53.北朝鮮の核保有を認めない。
54.世界の平和と繁栄を実現する
55.核兵器廃絶の先頭に立ち、テロの脅威を除去する。
以上いささか疲れれました。
宣言という点から考えると民主党の方が整理されすっきとした感じをうけます。上記のYuo Tubeの記者も指摘していましたが、自民党は公明党に遠慮せず、ズバト集団自衛権はこれを認めると憲法法制局の見解を改めると記載すればよいと思います。
しかし、これが本当に平和の為に有効か否かは別の問題です。
結論として、表現の体裁では民主党に軍杯を挙げます。内容はまた
次回から検討したいと思います。
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