特別企画 総選挙と日本の進路
潮2009 9 永田町俯瞰図「漂流する政治」に決別できるか。
松田孝和 まつだ・たかかず 毎日新聞論説室・専門編集委員
1945年群馬県生まれ。 早稲田大学文学部卒業、毎日新聞入社。
政治部デスクなどを経て、現職。BS11の「インサイドアウト」「堂々たる日本」で政治コメンテーターを務める。
政治改革から15年後の意味
「政権担当力」か「政権交代」かが最大の焦点になっている
「政権交代可能な二大政党制」の発火点は、明治維新や高度成
長とは異なり、外圧ではなく、純粋な国内政治状況に起因している
政権交代がビルトインされた政治システムは、日本の民主主義が
成熟したことの裏付けでもある。
財源問題が一大争点に
小選挙区制が自民党を変えた
漂流する政治の再来を避けよ
政治改革の一環として小選挙区制が導入されてから15年。
政権交代が当然視される段階に、わが国の政治システムも
ステップアップした。だが、それが、「漂流する政治」の再来であっ
ては意味がない。
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