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2009年9月 5日 (土)

特集 「戦後」を再考する 占領期の国家再建を問い直す

中央公論 2009 9 特集 「戦後」を問い直す

占領期の国家再建を問い直す

敗戦国民の揺れた精神史

井上寿一 学習院大学教授

なぜ占領期を振り返るべきなのか
 第1に問題の歴史的起源が占領期にあるからである
 第2に占領期はその後の歴史とは異なるもう一つの選択可能性が
 時期だからである

天皇、軍人、財閥、地主、、、、、あらゆる層で逆転が

女性と子供、そして農村の地位も上昇

「与えられた民主主義」のみじめさ

雑誌「理想」による「世界」の平和主義批判

憲法に依拠しない平和主義といる可能性

敗戦国民の屈曲したナショナリズム

旧大東亜省官僚による「統制」経済の連続

「トーゴーは政界の英雄だ!」

大衆消費文化が国民を親米保守に導いた

暫定措置としての日米安保条約

国家再建の歴史から何を学ぶか

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