民主党はこのまま将来世代にツケを負わせるのか
中央公論 2009 12 緊急特集 年金は甦るのか
民主党はこのまま将来世代にツケを負わせせるのか
西沢和彦 日本総合研究所主任研究員
原則はあるが具体策不明の抜本改革
#年金改革をめぐる二つの課題
年金改革において取り組まれるべき課題は
年金財政と
年金制度
この二つに大きく分けられる。
年金財政について民主党は何も説明していない。
もう一つの年金制度の課題とは、制度を現在の経済・社会にいか
ように合わせるか。複雑な制度を解り易いものへと改め行く改革
デザインの問題であり、民主党はこちらについては、制度の例外
なき一元化や最低保障年金の創設など、抜本的改革の意向を強
く示しいる。
#実態はオブラートなのか?
官僚依存の改革も、もはや限界
#民衆党は苦い選択を納得させられるか?
#年金制度の例外なき一元化
#最低保障年金、所得比例年金
#実態をごまかさず、新たな制度設計の議論を
にしざわ・かずひこ 1965年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業、法政大学院経済学研究科修士課程修了。三井銀行(現三井住友銀行)入行後、98年より現職。著書に「年金制度は誰のもの」共著に「税制・社会保障の基本構想」など。
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