四国羅針盤 NHK 記録せよ 四国の戦争体験~愛媛大学 戦争証言プロジョクト~
記録せよ 四国の戦争体験
愛媛大学 戦争証言プロジョクト
先月下旬、香川県土庄町に陸軍の元兵士達が集まっていました。行われたのは太平洋戦争戦没者慰霊祭です。終戦から64年、5年前には戦友会が解散しました。この慰霊祭に参列する人もかっては200人以上はいましたが、今では10人程になりました。
みんな80歳以上 だんだん人数が少なくなる
戦争体験者の高齢化が進む中、愛媛大学では今年7月戦争証言を記録するプロジョクトを立ち上げました。
「この子が死ぬる 今にも死ぬる 早く注射打って 何とかして」と
証言者
泣きながらわたしにすがりついたんですね
敵の兵が銃を構えて突進して、機関銃でやられて何百人て死んだ
現在プロジョクトでは証言者を公募し、聞き取り調査を行っています今後3年間、記録を続け四国の戦争の実情に迫りたいとしています
愛媛大学 戦争証言プロジョクト代表 竹内康博教授
今 この時期を逃すともう本当に証言を後世に残す機会が無くなって来ます。ある意味あせりもあります。
証言を集める中でこれまで余り知られていなかった事実も堀り起こされきました。陸軍の攻撃艇”マルレ” 戦争末期敵艦を奇襲する為急拵えで作られました。隊員の多くが10代の若者でした。
マルレ 元隊員 全部ベニヤ板なんです 船全体が
岸壁から飛び乗ったら穴が開くような粗末なものだった
太平洋戦争で四国の人々はどの様な体験をしたのか、そしてそれを今 どう記録していくのか愛媛大学戦争証言プロジョクトの取り組みを追います
記録せよ 四国の戦争体験~愛媛大学 戦争証言プロジェクト~
以下 省略 四国羅針盤
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