Today's Close Up NHK No,2830 失われた力を呼び覚ませ”共生型介護”

クローズアプ現代　国谷裕子

失われた力を呼び覚ませ

”共生型介護”

子供の一声

おいで　はいはい　おいしょう

立ってなかたはずのお年寄りが立ち上がる、障害者の食事をサポーしているのは、認知症で家事をしなくなっていた女性です。今　お年寄りの力を呼び覚ますとして注目されているのが”共生型介護”　障害者や子供と一緒にケアを受け、互いに助け合うのが特徴です。

医師　本来その人ができる能力を最大限に引き出せる

期待が高まる”共生型介護”、しかしいざ取り組むとすると多くの壁にぶつかります。高齢者や障害者などのケアは行政の担当が別々な上、基準も異なり一緒に行う事がなかなか認められません。

福祉施設の代表　老人と子供を一緒にみるというのはできない
もし、見るのだったら玄関を二箇所作りなさいとか、

お年寄りも子供も障害者も互いに支えあう”共生型介護”今夜はその可能性を探ります。

　失われた力を呼び覚ませ”共生型介護”

今晩はクローズアップ現代です。国谷裕子
高齢者は高齢者の施設、障害者は障害者施設、子供は保育所、ケアを受ける対象者により施設が別れ専門性が高いスキルを持ったフッタフがケアを行うというのが一般的です。施設ごとに基準や人員が細かく決められています。こうした施設は何時も慢性的に不足している中で今　注目が集まっているのが、高齢者、障害者そして子供が一緒にケアを受ける”共生型介護”の施設です。

お年寄りが元気に”供生型介護”

　以下　省略