時事放談の録画を見て

時事放談　御厨貴　東京大学教授

放談者　加藤紘一　自民党元幹事長

　　　　　寺島実朗　日本総合研究所会長

ＴＢＳｱﾅｳﾝｻｰ小島慶子
おはようございます。小島慶子です。さあもうどうにも止まりません。小沢氏対検察の全面戦争はついに小沢幹事長本人の事情聴取という事態となりました。緊張感もまさにピークとなっています。その一方で鳩山総理は小沢さんを信じると言って擁護しています。民主党内からは検察批判の声も挙っています。すっかり民主党もこの戦争に巻き込まれしまっている様です。しかし改革を目指す民主党です。このまま自民党の元総理の田中総理のやり方を引き継ぐ事に小沢さんと一緒に歩んで行くのでしょうか？他に道はないのでしょうか？そこで今日は緊迫した国会でまさに追及していらっしゃる加藤さんと、鳩山政権の重要ブレーンの一人である寺島さんに駆けつて頂きました。司会は御厨貴さんです。それではドラマッチクトークのスタートです。

加藤・寺島
とうとう「事情徴収」

御厨　さあ、加藤さん、この検察と小沢さんのここまで来た対決、正直言ってどうご覧に
　　　　なりますか？

加藤　あの、小沢さんが対応を間違えたのではないでしょうか。正月には百数十人を集め
　　　　て自宅で新年会を開くし、中国には大勢のお供を連れて訪問する。検察としても
　　　　止むを得なかったのではないでしょうか。

御厨　寺島さんいかがですか

寺島　残念です。政権交代が色あせている。本当に議論すべき事、日本の方向付けを
　　　　議論すべきです。
　　　　この話は筋が見えている話で、国民というものを土俵にして、世論に訴えて時代、
　　　　社会を変えて行く。ここは責任を取って、身を引くべきと思う。

事実関係

１月１３日　小沢氏関係先強制捜査
　　　　　　　法に触れるようなことをしたつもりはない。そのことは
　　　　　　　国民も理解してくれるはず。だからこそ、政権を我々に与えてくれた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名古屋のパーティで
１月１５日　石川議員ら逮捕
　　　　　　　到底このようなやり方を容認するこはできない。
　　　　　　　断固としいて戦っている決意だ。
　　　　　　　　　　　　　　１月１６日　民主党大会で
１月１８日　世論調査で「幹事長辞任を」７０％
　　　　　　　できる限り公正は捜査に協力しながら、早い時期に
　　　　　　　国民の皆様にも理解できる結論を得て参院選に臨みたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福井市内の記者会見で
１月１９日　小沢氏が事情聴取　応諾　１月２０日　読売新聞

そして事情聴取

加藤・寺島
続く「戦闘モード」

以下　省略
１月２０日　民主党・参議院の幹部らと会談
　　　　　　　近々、国民の理解を得る状況がつくれる。