現代日本の雇用問題の解決方策
現代日本の雇用問題の解決方策
閉鎖社会から離脱し、「安心(希望)社会」に移行していくには
1.セーフティネットを張り替える
(1) 雇用保険の拡充(第1のセーフティネット)
(2) 教育・訓練+生活保護(第2のセー^フティネット)
(3) 公的扶助の見直し(第3のセーフティネット)
2.社会的有用労働部門への労働移動のための新産業と人材育成
(1)農林漁業、介護・福祉、医療、教育、環境・町おこしなどの社会的有用
労働部門における雇用創出
①安定した雇用の提供
②生活できる賃金保障
③ディーセントワーク(人間らしい仕事)
3.社会全体で仕事を分かち合おう
若者と高齢者、男性と女性、健常者と身障者も含めて、各自が有する潜在的
能力を発揮できるような仕事の分かち合いは可能である。
4.仕事と生活を調和させて、持続的で安定・安心社会を築こう
正社員壮年男性が過労死するほど働く一方、フルで仕事をしたくても
アルバイトやパートでしか働けない多くの若者たり、せっかく大学めで行って
高度な知識や技能を身につけても結婚は出産で仕事を辞めなければならな
い女性。今まで一生懸命働いてきたのに十分は年金や蓄えが無く働こうに
も適当な仕事がない高齢者の存在。
人間の生活を豊かにするために働くのであり、さらに仕事のやりがいが
人生を豊かにする。
愛媛大学法文学部 長井偉訓講師による「現代日本の雇用問題」講義より引用
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