建国記念の日に考える
建国記念の日に考える
今日は日本国の建国記念の日である。なぜ”建国の日”と命名できなっかたかは、それが大東亜戦争の敗戦後の立証史観により、建国が具体的資料(出土品や文献)により証明出来なっかた為と思われる。
そもそも何れの国家にも建国の理念や哲学、目標、理想と言った物がある場合が普通である。例えばアメリカ合衆国のプリグム・ファーザースの様なものである。フランスは市民革命により、自由、平等、博愛を掲げ独裁君主制に打ち勝ち立国した。未だに立憲君主制をとるイギリスを除くと、欧州各国ともそれぞれ建国の日や立国の理念、哲学、目標をもっていると想像する。
わが国にも日本国憲法があり、自由主義、平和主義、恐怖と欠乏から免れる国際主義を掲げている。しかし、この理想を実現しようとする国際連盟が実際にこの事を実現出来ているか否かは別の問題である。
私が敗戦後、学生運動を行って居た頃のスローガンは平和と民主主義、より良き学生生活でした。
その後の日本の政治は吉田内閣や池田内閣の努力により、本土の平和と形の上での民主主義及び経済的発展による比較的豊かな生活を送る事が可能になりました。
1990年代の冷戦の終結と共に資本主義が、特に精神的支えのない日本や一部のアメリカで異常な形の資本主義、資本至上主義となった結果、数年前のアメリカ発のサブルライム問題やリーマン・ブラザースの破綻問題を起し、アメリカを含め欧州、日本ともデフレスパイラルに陥りそうになり、なかなか経済的に景気回復が出来ません。
昨年の秋、待望の政権交代が現実となり、今まさに平成22年度の予算案が国会で審議されています。
自民党の”美しい国”とか民主党幹事長の小沢さんの”普通の国”より、民主党代表の鳩山内閣の”友愛”が国家目標、理念として、私は数等すぐれていると考えます。
願わくば建国記念の日に当たり、鳩山内閣がマニュフェスト通りの平成22年度予算を3月31日までに成立させる事を願うばかりです。
日本国の立国の理念としては、今まで通り平和、平等、非暴力で貫いて良いと今日の今考えています。
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