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2010年2月11日 (木)

Today's Close Up NHK No,2854 郵政民営化の結果

クローズアップ現代 郵政民営化の結果

郵政民営化の見直し

郵政見直し 大塚副大臣に聞く

コスト増大に繋がるのではないでしょうか?

大塚副大臣 サービスというのは郵便、そして貯金、保険
        基本的なサービスに留めるという事を素案の
        中に明記をしておりまして、バランスを採った
        内容にして行きたいとは考えています。

司会大塚 税金など直接お金を投入することには

副大臣大塚 直接お金を投入する事は考えていませんが
        先ほどのVTRにもありました様に国が国民の
        皆様に対して国が変わりにやって頂く組織
        ですので、その義務を果たして頂くための
        コストは国が応分の工夫をして、何らかの
        配慮はして行く。

司会大塚 国としては何らかの優遇はして行くという事ですね

副大臣大塚 それを優遇という言葉をつかうか、本来は国が
        国民の皆様に約束した事を行うのだから、本来
        国が行うべきコストと言うべきなのかも知れません。
        ここは表現と理解の仕方によって微妙な違いがある

司会大塚 VTRの最後に三重県の簡易郵便局の話がありました
       地元の人達も必要でないのではないかという声がある

副大臣大塚 そういう所については日本郵政グループが経営判断と
        して出店するのは、正しく経営判断による
       私達は国民の皆様に必要な地方とか中山間地に店舗が
       なにもない、生活や利便性の面で困るという所には政府の
       意志で店舗網を維持して頂きたいという思いを素案に込め
       ています。

コメンテータ 山下和彦 今回の事業再編で、見通し方針のなかでですね
      これまで、5社体制を3社体制に見なおすというのがありました。
      そもそも小泉政権が実施した民営化では民営化によって儲から
      ない事業を儲かる事業で穴埋めするというよなドンブリ勘定を
      是正して収益を明確化しようという狙いがあったと思うのですが
      今後の再編では、そういう経営の効率化とか収益の明確化と
      いう、ここが損なわれるという事はないのでしょうか?

副大臣大塚 私達の今回の案にはサブタイタイトルが付いていましてね、
     公益性の高い民間企業が担う政府の国民に対する責務という
     タイトルになっていまして、あくまで公益性の高い民間企業は
     効率とそれから国民の皆様に果たさなければならない公益的
     義務、これを担って頂く日本郵政グルーツとして頑張って貰い
     たいというのが、私達の思いです。

  以下 省略

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