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2010年3月16日 (火)

相続問題をめぐる法律問題 第3回

 

相続をめぐる法律問題 第3回

第4 相続人

1. 相続人の種類と順位
  (1)配偶者
    常に相続人となり、被相続人に(2)の血族がいる場合
    その者と同順位となる(民法890条)

  (2)血族
     ア 第1順位
        子(民法887条1項)
     イ 第2順位
        直系尊属(民法889条1項1号)
     ウ 第3順位
        兄弟姉妹(同項2号)
     エ 先順位の血族がいない場合のみ、後順位の血族
       が相続人となることができる。

2. 相続
   (1)代襲相続とは
      被相続人の死亡以前に、相続人となるべく子まは兄弟姉妹
      死亡、欠格となったときに、その者の子等(代襲者)がその
      ものに代わって相続すること。
       代襲者の期待を保護するまめの公平の原理に基づく制度

   (2)子の代襲相続
       被相続人の子の場合、直系尊属が代襲者となる
       (民法667条2項本文)
      {事例1}
      被相続人はH、相続人は妻W、子AB(ただし、Bは既に
      死亡しており、Bの子Cがいる)

   (3)兄弟姉妹の代襲相続
      被相続人の兄弟姉妹の場合、その子のみが代襲者となる
      (民法889条2項)

3. 相続資格の喪失
   (1)欠格
      相続に関して不正な利益を得ようとして、不正な行為をし
      またはしよようとした者から相続人資格を剥奪する制度
      (民法891条)
      Ex: 遺言書を偽造したような場合等

   (2)廃除
      欠格のように相続人資格を当然に否定するほどの重大な
      理由はないが、被相続人からみてその者(兄弟姉妹以外
      の推定相続人)に相続させたくないと考える場合、被相続
      人の請求に基づいて家庭裁判所がその者がその者の相
      続人資格を剥奪する制度(民法892条)
      Ex:被相続人に対する虐待があった場合等

 以下 第4回に続く
   
      

 

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