ニッポンの「地域力」 潮 創刊50周年特別シリーズ企画
潮 2010 May 5 うし
創刊50周年特別シリーズ企画
ニッポンの「地域力」
”縦型から横型へ”発想を転換せよ。
わが地域にどのような資源があるのかーーー。
それを、どう世界にもちかけていくのかが問われている。
宮脇 淳 みわわき・あつし
北海道大学公共政策大学院教授
1956年生まれ。日本大学法学部卒業。参議院事務局参事
経済企画庁長官、参議院予算調査室、(株)日本総合研究所
主席研究員などを経て現職。前内閣府地方分権改革推進委員
事務局長。調書に「創造的政策としての地方分権」
「自治体戦略の思考と財政健全化」ほか多数。
# 政権交代による地方へのしわ寄せ
# 中央集権型の制約を越える方途
# 地域の多様な個性をどう作っていくか
対談
地域活性化は”ニイガタの奇跡”に学べ
平均で3万人を超える観客動員数を誇る
「アルビレックス新潟」
成功の秘訣
二宮清純 にのみや・せいじゅん スポーツライター
池田弘 いけだ・ひろむ アルビレックス新潟会長
# マイナスの条件を覆して成功した現実
# 「祭り」のように、地域みななで支える
# 新潟から世界へ飛び立つ時期に
# 地域から日本を活性化する!
高松市丸亀町商店街
”シャッター商店街が売り上げ3倍に変わった”
地域の連携が成し遂げた、民間主導による
起死回生の試み迫る
高見真理子 たかみ・まりこ フリーライター
# 土地の所有と利用を明確に分ける
# 全員合意にこだわった商店街再生事業
# 地域コミュニティが重要なポイント
ここでは高松三越との協力体制が秘訣となっている
「高松三越の土地を借り、その上に私たちの費用で
駐車場を作った。三越側には毎月地代が入ってくる
駐車場からの利益はすべて私達がもらう。
というギブアンドテイクの連携です」
「丸亀町の皆が喜んでくれたら嬉しい。そんは単純な
対応です。それに放っておけば、私達が生まれ育った
街が息絶えてまう。私は20年、30年後の展望が持ち
たかったのです。」
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