Today's Close Up NHK No,2878 シャトル退役 揺れる宇宙戦略
クローズアアプ現代 森本健成 もりもと・たけしげ
シャトル退役
揺れる宇宙戦
宇宙飛行士の山崎尚子さんを乗せたスペースシャトル・デスカバリーが
間もなく地球に帰還する予定です。日本人がシャトルに乗り込むのは
今回が最後です。30年に渡って活躍したスペースシャトルも今年で
その役目を終えます。
スペースシャトル退役
アマリカは2年後の2012年までに、新たなロケットを開発し、人を
載せて打ち上げる計画でした。
新型トケット
しかし、オバマ大統領は、この計画を白紙撤回、2025年を目標に
新たなロケットを作り、火星を目指すと発表しました。
オバマ大統領 古い計画では、目的を達成することはできません
新しい戦略が 必要なのです
計画の抜本的変更、その背景にはシャトルが活躍していた30年の
間、新たな技術開発が進んでいなかった事があります。
技術的な問題
宇宙政策の専門家 シャトルに予算を使い果たし、新しい技術には
投資して来ませんでした。アメリカの新しい宇宙開発の技術は今
カラッポの状態です。
一方、アメリカを手本に宇宙開発の技術を世界有数ノレベルまで
引き上げて来た日本、その技術をこの先 どう生かして行くにか
議論が続いています。
日本の宇宙開発の担当者 そのチャンスを日本が存在感を見せる
絶好の機会であると多分、思う。
アメリカや日本の宇宙開発の現場ではスペースシャトルの退役を
目前に控え何が起きているのか、揺れる日米の宇宙戦略に迫りま
す。
シャトル退役 どうなる宇宙戦略
シャトル退役 揺れる宇宙戦略
以下 省略
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