6月6日放送の時事放談の録画を見て
時事放談 御厨貴 東京大学教授
放談者 野中広務 元内閣官房長官
リカールド・カーティス アメリカ・コロンビヤ大学教授
時事放談
野中・カーティス
明後日は組閣
御厨 あの、もう明後日は組閣ということですが、野中さん、組閣にまつわ
る思い出とか印象に残っている事はどんな事ですか?
野中 ああ、私は村山内閣で当選回数がまだ少ないにもかかわらず、
いきなり自治大臣、国家公安委員長を拝命して、永年32年間地方
自治を担当してきた身には、その元締めにいきなり拝命されたわけ
ですから、感激しました。その村山内閣で阪神淡路大震災や函館
ハイジャック事件など国家危機管理が日本国家として初めて問題
となりました。橋本内閣の時は加藤さんが幹事長で私が幹事
長代理を拝命しましたが、橋本さんは今日は私は早くかえらせて
貰います。あすは皇居で認証をうけて、それから閣僚の呼び込み
をしなければならないず、その後また皇居で認証を受けなければなら
ないので、明日はほどんど寝らねないのですよ。閣僚は貴方がたお
お二人で決めておくだざいといわれ、さっさと御帰りになりました。
まあなんと変わった内閣総理大臣だとおどろいた印象が今でも残っ
ています。
御厨 ああそうですか。あの、カーティスさんはいかがですか?
カーティス あの昨年の9月に鳩山内閣ができてのが一番印象に残って
います。日本もこれで変わると思っていましたのに、わずか8ヵ月で
辞めてしますのが、大変驚きで残念です。
以下省略
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 大阪市長選挙について(2011.11.19)
- 東海・西日本を三連動地震・津波がおそう 今村文彦(2011.07.06)
- 忘れられた町 救援も報道もこない町がある 江川紹子(2011.07.05)
- 鼎談 日本人 戦艦大和と福島原発 半藤一利・保坂正康・戸高一成(2011.07.04)
- 特殊 福島の苦悩と焦燥 佐藤 栄佐久 前知事が語る「福島再生」(2011.07.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント