”恒温”を標榜する「潮」の役割は大きい
潮 2010 July 7 {うしお}
”恒温”を標榜する「潮」の役割は大きい
童門冬二 どうもん・ふゆじ 作家
日々新たなりー 日本に新大な論調を
社会に取って”恒温”という機能は非常に大切
です。政治も経済も、常に右に左に揺れ動くも
のです。すると人人はどうしても戸惑い、不安
になってしまします。そのとき、”恒温”の役割
を果たすメディアがあれば、不安を抱く人は安
心することができます。頼るべき”よすが”にな
るのです。
ただし、この役割はそう簡単に果たせるわけで
はありません。自らが硬直した考え方に陥らな
いように、「日々新たなり」の精神で、始終試行
錯誤を繰り返していかなければならないからで
す。
創刊50周年を迎え今、「潮」のクリエティブな
部分は日本に新たな論調を作るということに
当てられるべきかも知れません。
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