特集 宴の後の虚妄 朝鮮半島有事にも対応不能!
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文藝春秋 2010 八月号
的確な予言50 大宅壮一
猪瀬直樹 作家・東京都副知事
ラジオ、テレビ、という最も進歩したマスコミ機関に
よって「一億総白痴化」運動が展開されていると
言って居ました。
そこには価値判断というものがない。量があって
質がない。平和主義などというものは、誰もが欲し
がるチョコレートみたいなもで、”思想”でもなんでも
ない。
グローバル化は地域に対すする帰属感を否定する。
インターネットにブログを載せたい。誰れかに見て
貰いたいとうニーズはすでに投稿雑誌というかたち
でとられていた。
大宅がこの検索システムを自分のために考案した
のは半世紀の1956年だ。グーグルやヤフーの
あらわれる遥か以前である。
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文藝春秋 2010 八月号
特別企画 的確な予言50
司馬遼太郎 養老孟司 解剖学者 ようろう・たけし
インダストリアルは汚職する国家では興らない。
司馬さんは日本でインダトリアルが発展した理由と
して、絶対権力が成立したことがなく、常に権力が
分立していたことを挙げている。律令時代の天皇制
は、地方に割拠する豪族たちのバランスの上に乗っ
ていた。江戸時代も、外様大名という「野党」をかかえ
ていた。その結果、権力の相互監視が生まれ、官僚
の腐敗は起きにくかった。というのです。
ひるがって中国はどうでしょうか。儒教的な抑圧のも
と、中国では皇帝専制と官僚制度がつづいてきた。
「反対勢力なかい」から、その体制は自ら朽ち果てる
まで倒れない。
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文迎春秋 2010 八月号
特別企画 的確な予言50
われわれの未来を深く考えるためのヒント
三島由紀夫
持丸博 もちまる・ひろし 「盾の会」初代学生長
三島由紀夫の予言
日本はなくなり、無機的なからっぽな、ニュートラルな
抜目がない経済的大国が残っているであろう。
それは外的な面から見れば、日本国憲法と日米安保
条約が一セットの枠となり、そのしばりによって身動き
がとれなくなっている閉塞状況を指し、内的には戦後
の平和主義によってもたらされた偽善と自虐史観の
呪縛によって、限りない精神の荒廃と欺瞞をまねいて
きた戦後的風土であると思われます。
今度は、抜目ない、ニュートナルな、中間色の衣を
まとった新しい首相が誕生しました。その名は菅直人
彼は平成11年成立の国旗国歌法案に反対票を投じ
ました。
彼の本質は前首相と同様に日本という観点の欠落し
たコスモポリタンです。
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中央公論 2010 7 時評 2010
中国ストが突きつける三つの問題
浜 矩子 はまのりこ 経済学者
中国の外資系工場で労働争議が相次いでいる
一連の展開の注目点はどこか?
三つの側面がる
1. 21世紀の中の20世紀問題
労働者の権利確立問題
2. 成長の一輪車経済問題
読んで字のごとくだ。ひた走ることで繁栄と
安定を何とか獲得する道をひた走ってきた
21世紀の中での世紀問題がお手玉なら、
これは究極の曲芸だ
3. 中国の中の地球問題である
その問題の焦点は争議や自殺がいずれも
外資系企業とその関連工場に惹起している
ことである
経済活動とは成長と競争と配分を三辺とする三角形だ。
そこに正三角が出来あがっている時、経済活動はその
理想の姿を呈する。
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中央公論 2010 8 特集「超」増税時代を生きる
「枠組み」無き消費税増税は必ず失敗する
竹中平蔵 慶応義塾大学教授
# 民主党は何も変っていない
「枠組み無きバラマキ」から「枠組み無き増税」に
変ったという事だ。とにかく共通していることは
「枠組み」が無いということだ。
# 2013年前後が正念場
2つのことを実行すればよい
1つは納税者番号を導入すること
もう一つは子ども手当てをやめること
つまり2015年後で年金負担が
2025年後で医療費負担が一気に財政に
のしかかる。
さらに2013年前後には、日本の公的部門の借金が、
日本の家計の純資産総額1100兆円を超えるという
ことも忘れられない。
つまり、日本政府は家計の資産という裏づけのない
借金を債務される時代に入る。国際市場における
日本国債や円の価値が大きく揺らぐ可能性は否定
できない。
# 大きな政府か非常に大きな政府か
今や「大きな政府か、小さな政府か」という議論は
ナンセンスである。
# デスレ脱出は日銀の仕事
# ユーロは最悪の事態にはならない
まず抑えておきたいのは、ユーロが純粋に経済
論理のもとに構築された通貨ではないということだ
この通貨はヨーロッパ独自の歴史観、価値観を根底
に持ちながら「ヨーロッパを一つにする」ために作らな
けえばならいといった理念で作られた。だから経済
理論の観点から見るとあきらかに無理がる。
とにかく制度として不完全なにだ。
# 集団主義こそがが当の問題
今回に選挙でどこが勝とうが、5年後、10年後には
日本の経済と財政が危機を迎えることに変りはない。
たけなか・へいぞう 1951年和歌山県生まれ
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新潮45 2010 7 初夏特大号
「田中角栄」待望論
不景気に喘ぎ、閉塞感に覆われる現代。しかし、鳩山前総理に顕著だったように、政権中枢を担う幹部たちは何ら指導力を発揮できず、日本は衰退への道を辿るばかりだ。こんな視界不良の時代に「今 太閤」と持ちはやされたあの男がいたら、沈み行く日本はどう変わるだろうか。そうした期待感から、今なお多くの日本人が田中角栄を忘れず”角栄的なる力”の再来を待ち望んでいる。
鮮烈な発想と傑出した決断力、実行力で好景気の日本を牽引した「コンピュータ付きブルドーザ」。かたや狂乱物価を操ったと批判され、ロッキード事件で塀の向こうに落ちるという激烈な人生を歩んだ。功罪相半ばする政治指導者でもあった。だが、その口から語られた「財源を作る知恵」や「赤字国債の返済法」。過酷極まる「選挙必勝法」は驚愕に値したことも事実だ。混迷の世に求めらる為政者のリーダーシップとは何か。角栄再評価で、その本質に迫るーーー。
<なぜいま「田中角栄」なのか>
日本の政治リーダー被者人世論投票など各種世論調査で、今なお右倒たちに支持を得る田中角栄。
何故日本人はいうまでも角栄を忘れないのかー。
データで見る「角栄待望」論
松井和恭 フリーライター
# 千年紀の四天王
# 「昭和」といえば、思い出す人
# 他称「百年に一人の天才」
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