特別企画 的確な予言 50 三島由紀夫 日本はなくなり、無機的なからっぽな、ニュートラルな、抜目がない経済大国が残るだろう
文迎春秋 2010 八月号
特別企画 的確な予言50
われわれの未来を深く考えるためのヒント
三島由紀夫
持丸博 もちまる・ひろし 「盾の会」初代学生長
三島由紀夫の予言
日本はなくなり、無機的なからっぽな、ニュートラルな
抜目がない経済的大国が残っているであろう。
それは外的な面から見れば、日本国憲法と日米安保
条約が一セットの枠となり、そのしばりによって身動き
がとれなくなっている閉塞状況を指し、内的には戦後
の平和主義によってもたらされた偽善と自虐史観の
呪縛によって、限りない精神の荒廃と欺瞞をまねいて
きた戦後的風土であると思われます。
今度は、抜目ない、ニュートナルな、中間色の衣を
まとった新しい首相が誕生しました。その名は菅直人
彼は平成11年成立の国旗国歌法案に反対票を投じ
ました。
彼の本質は前首相と同様に日本という観点の欠落し
たコスモポリタンです。
| 固定リンク
« 特集 政党政治の危機 座談会 普天間が炙り出したポスト冷戦期の日米同盟の耐久性 | トップページ | 特別企画 的確な予言50 松本清張 「日本人は働き過ぎる」は怠惰なる欧米人の嫉妬による宣言である »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 100年先にも生き残る「見事な物」とは何か 内田樹(2011.02.03)
- 摘発皆無で日本人ビジネスマン出没! 中国、得られざる「売春の島」 佐藤英夫(2011.02.02)
- 特別対談 養老孟司VS内田樹 文化には、カネを出しましょ、口出するな(2011.02.01)
- 増殖する中国「反日」の正体 加藤嘉一(2011.01.31)
- 特別編 外務省に告ぐ ウィキリークスが日本に仕掛けたインテリジェンンス戦争 佐藤優(2011.01.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント