「昭和16年夏の敗戦」の教訓 リーダーは戦前より劣化したか 石破茂
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中央公論 2010 10
Agennda 官僚依存の民主党で日本経済は
沈没する
渡辺喜美 みんなの党代表
聞き手 田原宗一郎 ジャーナリスト
2010年4~7月期の実質GDPの前期比が
0.1%を大幅に鈍化した。
それをよくよく降格安と円安が進んでいます。
司令塔なき日本経済
# 民主党には基本的デフレが好きな人が
多いのです
# そうしたインフレファイター原理主義の
典型の日川英明日銀総裁です
# 民主党がすべきだったこと
35~40兆円あるとされるデフレギャップ
(需要と供給のギャップ)の解消の先取り
です
# デフレギャップのあるうちは経済成長しま
せん
# 積極財政・金融緩和・円安の三点セット
で、財政金融一体化改革が必要です
# 脱官僚の公務員制度改革
# 地域主権と小さな政府
# 衆議院の定数削が政界再編の契機に
なる
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新潮45 2010 9 巻頭言
風が時間を 80歳のニューヨーク行き③ 徳岡孝夫
タクシーに「ブルックリンのピーター・ルーカー」と言った
だけで通じた。外観は変哲なし、「創業1887年」とある
菊池寛の生まれる前の年からビフテキを焼いている。
食い意地の張った私は気が急いていた。長男と二人で
入って座るなり、「ニューヨーク・カット 二人前。二つとも
ウエルダン」と注文した。
よく焼けと指定したのには理由がる。ニューヨーク・カット
のステーキは東京でも食える。私は、さる若い知名人を
有楽町の外紙記者クラブに招いたことがある。
少し粋がってか、焼き具合を「レア」と注文した。
それが出て彼がナイフを入れると、牛の血が予想を超える
量で流れ出た。彼とても草食民俗の一人。食欲が一時に
萎えるのが見て取れた。私は見ぬふりをして黙々と自分
のハンバーグを食った。
やがて運ばれてきたNYのビフテキ6百グラムは無用の
牛の血もなく、私はたちまち(骨は残して)平らげた。
「旨い」と「不味い」とういう語彙しか持たぬ私は満足し
たが、食通の息子は「このソースはひどいね。バーベー
キュー好みのアメリカ人らしい」と評した。
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中央公論 2010 時評
本の未来を考える 橋本治 作家
本というものは、昔の偉い人が書いもので、今では
そんな偉い人がいないから、本にされず、本にする
必要がのいじょやないかという考え方が「ネットで
本が読めれば便利、もう紙の本なんか時代遅れじゃ
ないの」という考え方の根底にあるような気がする。
視方を変えれば、これは「既に本は消耗品である」
という前提をもったもので、「昔の本は図書館に入
るもので、今や著作権は無くなっている。」
今の本は消耗品だから、図書館に入る前に消えて
いまう。
「だったら本は、全部ネットでいい」というかとにな
るが、これは本を愛していうのか、憎んでいうのか
よくわからない考え方である。
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中央公論 2010 9
増税と成長は両立するか?
菅首相のブレーンに聞く「第3の道」への11の疑問に
答える
小野善康 大阪大学教授・内閣参与 おの・よしやす
1951年東京都生まれ、東工大卒、東大大学院経済
学研究科終了(経済学博士)
「第3の道」とは何か
第3の道がめざす方向とは「生活の質向上・経済の
拡大・財政健全化の実態的実現」であり、そのかぎ
となるなるのが人材の活用である。
論点1.第1の道と第3の道は何が違うのか
成長期における第1の道の意味が成熟社会になって
変化し、単なる景気対策になってしまたことにある。
第3の道とは第1の道を国民の役にきいている本来
の視点に戻すことである。
論点2.増税は国民に負担を強いて、消費が冷え込む
のではないか。
ここで、強調したいのは、波及効果は当初の金額では
なく、雇用がどのくらい増えて、デフレギャップがどの
くらい減ったかで決まる。
論点3.増税分が負担した人の返ってこないでないか
デスレ・ギャップをなくするので雇用を生むには、ど
のくらいの金額が必要か、消費税でも2%引き上げ
ると、1人あたり年間5万円弱の負担で、税収は年間
5兆6千億円増え、年収350万円の雇用を160万人
つくることができる。こてによtって完全失業率は2.8%
にまで下がる。
論点4.財政は増税か国債か
つまり、国債暴発論者と金融擁護論者は、市場が
違うだけで、共通の問題はあるといえる。
論点5.金融改革・デフレ脱却をはかるのか
需給ギャップ(=デフレ・ギャップ)をなくすること
唯一の道である。
以下、論点6~11は省略
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