プラザ合意以降の協調体制が崩壊 通貨引き下げ戦争の始まりか? 行天豊雄
中央公論 2010 11
プラウザ合意以降の協調体制が崩壊
通貨引きさげ戦争の始まりか?
行天豊雄 国際通貨研究所理事長
1931年神奈川県生まれ・東大経済卒
大蔵省入省
# 円高の短期的要因はドルにある
# 中長的にも円高は避けられない
# 政策対応は手詰まり
# 為替介入も効果薄
# 経済産業省までもが産業構造の
転換を訴える
# 内需拡大にも結びつく輸出産業の
育成を
# 世界経済の混乱は続く
日本でも、与野党の政治家がようやく
消費税の増税を言だしたところだ。
財政や社会保障などの問題は山積して
いる。
政権交代以降の民主党の迷走は目を
覆いたくなるものであるが、昨年の総
選挙でのマニュフェストを全面的に見
直し、さまざまな問題にどのように取り
組むのか、もう一度示す必要がある
のではなかろうか。
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