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2010年11月23日 (火)

特集「尊厳」と「実り」ある最期に向けて かっての火葬と土葬えを取り戻す

中央公論 2010 12 特集「尊厳」と「実り」ある最期に向けて

死ぬまでにやっておきたいこと

かっての火葬と土葬をとりもどす

山折哲雄 やまおり・てつお 宗教学者

尊厳ある死に向きあうためには、たっての火葬と土葬をとりもどさなければ
ならない----そう思うようになりました。
これまでのように、火葬場で、石油をかけて焼くやり方をやめるということであります。

化石燃料による死体焼却の時代は、これまでせいぜい100年の歴史ぐらいのものでしかない。それにたいして土葬、火葬には500年、1000年の歴史がありました。それだけではありません。その長い風雪のなかで生み出されたかけがいのない堅固なモデルがあったのです。
それが「死生観」というモデルでした。
この言葉には二つの重要なことが含まれています。
第1は「死」が先頭におかれている、そして
第2に死と生が同等の比重でとらえられている、ということです。
土葬か火葬にしてもらってから土に返るーーー私は今、そのようにして死んでいくための準備に、これからの余生を使いたいと思っているのです。

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