特別企画 安保と青春 されどわれらが1960年 中島義雄 デモから大蔵省入省の理
文藝春秋 12月号 特別企画 安保と青春 されどわれらが1960年
中島義雄 なかじま・よしお セーラー万年筆社長
デモから大蔵省入省の理
6月18日 新日米安保に反対して国会を取り囲んだ三十三万人のデモ隊の中に、一人の浪人生がいた。中島義雄氏・当時18歳、彼は大蔵省に入省し、武藤敏朗(元財務省事務次官)、長野敦司氏(元大蔵所証券局長)中山恭子氏(現参議院議員)らとともに、過剰接待問題などで大蔵省を辞し、京セラ、白百合繊維などを経て現在はセーラー 万年筆の社長を勤める中島義雄氏の振り返る「青春の日」
一浪して東大に入学したのですが、駒場のキャンパスにはまだ安保闘争の余熱を残していました。私は社会主義学生同盟の駒場リーダーになりました。社会主義青年同盟のリーダーが江田五月君(前参院議長)です。駒場
自治会委員長選挙には私と江田君と含めて、誰か5人が立候補し、誰もなかなか過半数に到達せず、三度決戦投票そ行ったと思います。結局、江田君が勝って、委員長に、私は副委員長になりました。
自治会の常任委員となったのが、江田君と同じ社青同にいた横路孝弘君
(現衆議院議長)です。その二人とはずっと親しくしていますが、二人が衆議院、参議院の議長になったのは嬉しいことでした。二人もと議長に向いていますね。
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