NHK クローズアップ現代 3月23日(水)録画を観て
NHK クローズアップ現代
今晩は、クローズアップ現代です。国谷裕子
町や村、小さい集落、地域一体が大津波で壊滅的被害を受けた所がいったいどれだけあるのでしょうか?
被災地には2、000を超える避難所がありますが、大津波をかろうじて生き抜いた人々が肩を寄せ合いながら助け合い避難生活を送っている所が少なくと見れています。
未だに避難者の全容すら明らかになっていない、今回の大津波、避難者を救援する立場の役所の職員、医師も看護師も被害者という厳しい現実です。
被災地にはしだいに物資が届くようにはなってきてはいますが、高齢者が多い中で健康状態の悪化が懸念されています。
大津波から13日目、深刻な現実に直面している被災地の方々は今どの様に立ち向かい、どんな支援を必要としているのか、今夜は大きな被害に見舞われた岩手県釜石市の被害者の現状です。
岩手県中部にある釜石市、人口およそ4万人です。かって製鉄の町として知られていました。
釜石市の災害対策本部によりますと、死亡が確認されているのは573人、行方不明になっている人の数は600人。赤い点で示した所を初め、現在市内66ヶ所で6000人近い人々が避難生活を送っています。
クローズアップ現代では2年前、不況・閉塞感の中で地域のがいかにして活性化出来るかをテーマに、この釜石市を取材しています。
自然災害や地域の雇用の大きな受け皿だった製鉄所の大減産等、度重なる試練に直面してきた地域の人々が厳しい状況に前向きに取り組んでいる姿が印象的でした。
今夜はかつて取材した人々の今です。
以下 省略
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