問われる危機管理なき「原発事故」の責任
潮 2011 5 特別企画 「東日本大震災」の衝撃
問われる危機管理なき「原発事故」の責任
桜井淳 さくらい・きよし 技術評論家 1946年群馬県生まれ 東京大学物理学専攻
福島第1原発で起きた事態は、チェルノブイリより深刻だった!
# 福島第1原発も「炉心溶融」の発生
3月11日、東日本大震災が東北・関東を襲った。マグニチュード9.0もの大地震は広範囲にわったて大規模な津波を引き起こしている。女川原子力発電所(宮城県)や福島第1発電所(福島県)福島第2発電所(福島県)東海原発(茨城県)と、4ヶ所の原発が大震災の影響を受けた。
とりわけ福島第1原発の事態は深刻だ。3月12日 福島第1原発では水素爆発によって1号機の屋根が破壊した。14日には、3号機の屋根も水素爆発によって壊れたが、さらにし脳15日には、2号機も爆発を起し電力制御室も格納器が損傷、4号機でも爆発で建屋が破壊した。連続的に複数の施設で事故が起こり、国民を不安にさせている。
福島第1原発の1,2,3号機では、その冷却機能が完全に壊れた。
# 放射能の影響はどこまで広がるのか
# 無防備すぎた津波対策
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