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2011年4月16日 (土)

首都圏直下地震 東海・東南海・南海巨大地震の併進も否定できない

首都圏直下地震 東海・東南海・南海巨大地震の併進も否定できない

石橋克彦 神戸大学名誉教授

# まさかの巨大地震・津波

# 何が予測されていたか
   宮城県沖     M7.5 99%
   福島県沖     M7.4  7%
   茨城県沖     M6.8 90%

   三陸沖にはM8前後が想定されたが、福島県沖や茨城県沖では
   M8クラスが起きないとは思われていた。
   ところが今回、6個程度のセグメントが一挙に破壊してM9.0の
   地震が起きた。
   実は最近、千島海溝沿いなどで、複数セグメントが破壊した超巨
   大地震の存在が認知され、「連動地震」として、重要な研究課題
   になっている。

# 広域複合大震災と原発震災を繰り返さないめに
   地震と共存するという発想で国土の利用や農業構造も暮らし方
  も工夫するのがよいと思う
  日本政府の岡田氏も世界のために決断を下すべきである
  放射能防護は絶対安全でなければ困ること、ところが原発は不完全
  な設計物であること
  まったく遅きに失したが、いまは脱原発に歩み出すことこそが、今回
  温かい援助の手を差し伸べてくれた国際社会にたいする私たちの
  責務であろう

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