浮穴郡 麻生村 百姓御請書 NO・1
表紙
寛政六年
甲寅秋申渡並百姓御請書連印帳
九月 麻生村
定
1.御上を大切に可奉存事
1.父母ニ孝行ハ不及申ニ
夫婦中能兄弟共
1家家内睦可相
暮事
但、組内ハ不及申友方輩
相互ニ心功を尽し朝夕
礼儀厚可仕事
現代文訳
きのえのとらあきもうしわたしならびにひゃくしょうおういんちょう
1,御上(おかみ)を大切に奉(たてまる)るべきこと。
1,父母に孝行は申すに及ばず、夫婦仲良く、兄弟
ともとも一家家内むみ相暮らすべきこと。
ただし、組み内は申すに及ばず友・方輩(ほうはい)
相互に親切を尽くし、朝夕礼儀厚く仕(つかまつる)
るべきこと。
追記
この古文書は
平成21年3月18日(水)
愛媛県生涯学習センター
にて
当時の教育専門委員
柚山俊夫講師の特別講座
の転記
です。
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