浮穴郡麻生村百姓御請書 No.3
浮穴郡麻生村御百姓請書 No.3
原文(古文)
寄合候儀相成不申事
1.御年貢御上納米毎度
申渡候通米拵縄俵
相随分入念上納可
仕事
1.御蔵元収納之節毎々
申渡候通随分早朝分
罷出可申候勿論無礼
ヶ間敷事無之様相互ニ
急度相心得可申事
1.御普請所併村方
諸役ニ罷出候節是迄
之通随分可寧ニ出
精仕尚又其時々之
御裁許向キ申付候
節一統厚相心得
可申事
現代文に約すると
大勢の者が集まって寄り合いをしてはいけない。
1.お年貢上納米については、いつも言っているとおり、
米を入れる縄俵を念入りにして上納すすこと。
1.藩のお蔵へ年貢米を収めるときは、いつも言っている
とおり、朝早く蔵元へ集まるように。もちろん無礼な行
いが無いよう、お互いに心得ること。
1、藩が行っている土木事業の場所や村の仕事で出ている
ときは、これまでどおり丁寧に精出して働くように。 ま
たそのときご指示があれば、そのことをきちんと行うよ
うに。
以上 続きは次回へ
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