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2012年8月28日 (火)

麻生村 古文書 15

麻生村 古文書 15

古文書

 右之通毎度委敷
 被為 仰付候処猶又此度
 御改急度被為 仰付
 何れ茂一統承知仕候
 銘々家内並組合内
 之儀者申上ニ村方
 一統相互ニ申合せ心を
 付合不締之儀市間敷
 急度相慎可申猶又
 妻子江平日急度
 可申付候厚ク被 思召 
 委敷被 仰聞候上ハ万
 一心得違仕候而其節ニ至
 如何様ニ被為 仰付候共
 村御役人中江少茂申
 分無御座候為後日
 銘々連印形仕差上
 申候所乃尚如件

下し読み文

 右のとおり毎度くわしく仰せ付けさせられ候ところ、な
 おまたこのたびお改めきっと仰せ付けられさせられ、何れも一
 統承知仕り候、銘々家内ならびに組合内の儀は申し上
 げるには及ばず、村方一統相互に申し合わせ、心をつけあい、
 不締りの儀仕るまじく、きっと相慎み申すべし、なお
 また妻子どもへ平日きっと申しつくべく候、厚く思召さ
 れくわしく仰せ聞かせ候上は、万一心得違い仕り
 候でその節に至り如何様に仰せ付けさせられ候とも
 村役人中へ少しも申し分御座なく候、後日のため銘々
 印形を連ね仕り差し上げ申し候ところ、よって件(くだん)の
 ごとし。

現代文訳

 右のとおり、いつもくわしくお命じになられていましたが、
 このたび改定されお命じになられたので、村の者は全員承
 知しました。それぞての家族や組合の内は言うにまでもなく、
 村民全員が互いに申し合わせて注意し合い、申し渡しを破
 るものが無いように、厳しく慎みます。また妻子にもふだん
 から言っておきます。私たちのことを考えてくわしく申し
 渡していだだいた上は、万一心得違い(申し渡しを破る)
 の者がいて、のとこきどのようにきびしく処罰されまして
 も、村の役人(組頭や5人組、町老)に対して少しも意見
 することはありません。後日に備えて、村人それぞれが印
 鑑を押して差し出し申します。以上のとおりであります。

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