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2012年9月21日 (金)

愛媛学

一昨日(9月19火日)の愛媛県生涯学習センターのコミュニティ・カレッジでの”ふるさとおもしろ講座”で私が感動した部分を下記に誌します。

講師の先生は愛媛県教育委員会生涯学習課 研究科長 柚山 俊夫 さんです。
テーマは「昭和の伊予市のくらしと産業」で平成23年度に研究した成果の発表です。
なお、この講義の内容は愛媛県生涯学習センターのホームページの”ふるさと愛媛学”で
見る事ができます。

その一部をダウンロードします。
「furusatoehime-minegoenomizu.mht」をダウンロード

なおこの水路は江戸時代の17世紀にはすでに一部作られいたようで、その内容を示す
古文書があり、講義の時には資料として配布されました。全部は示せませんが、一部を示すます。

資料 天明五(1785)年の水論の記録
 喜多郡(現在の大洲市喜多山)庄屋が書き残したもので、大洲市立博物館に所蔵されて
いる。以下はこの史料の本文を現代語訳したもので、喜多山側の視点で書かれている。

天明五乙巳(みずのとみ)年 上巻

水論一件扣

6月8日より  喜多山村

内容の一部
 干魃なので、村方(喜多山村)の惣百姓が集まり、6月8日に河内三嶋社において雨乞いをしたとき、百姓老分の者が言うには、「今のように渇水にたったときは、川上の串村のうち法師が谷の水を落とす取り決めを、古来から申し伝えている。当年もとところどころで
瀬切をしている(ほど難渋している)から、(串村の法師が谷から)水を取るようにならないものか。」と申しでた。  以下省略

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