« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月25日 (日)

古文書解読 湯山村公用書

Pict0002

下し読み

従京都飛脚到来之処、去月二三日御献金御皆納相成
同二七日 天皇御即位被遊、同日御参内御献上物等
無御滞被為済、同晦日御誓約ニ付、御参内御披露遊候処
無御滞被為済、同日軍務官分公用人御呼出ニ付、遠山
九郎罷出候処、軍務試判事井田五蔵ヲ以、別紙之通
被為蒙仰候旨申来候、
       右別紙
                      松 山
其藩人数一大隊火急住吉表差出厳重
警備可致旨申達候事
   八月

   九月六日           白石伝之進
御家              日下部要人
老職被仰付御礼式竹内九郎衛次ニ 被仰付

  同日               白石伝之進

現代語訳

京都より飛脚による知らせによると、
昨月23日にご献金はすべて納めた。
同月27日 天皇陛下ご即位あらせられ
同じ日にお殿様が参内しが献上物等は
ありませんでした。
同月末ご約束により、参内し、ご滞納が
ないので、同日軍務公用人を呼び出し
遠山九郎がまいると、軍務試判事井田
五蔵に別紙の通り申し付けられた。

別紙
松山藩は人数が1大隊急いで大阪の
住吉表に出向き、その方面を厳重に
警備せよ。
 八月

 9月6日       白石伝之進
各家へ     日下部要人
老職が竹内九郎衛次におっしゃられた

 同日         白石伝之進  

   
   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月24日 (土)

古文書解読講習 湯山村公用書

Pict0001

Pict0002

Pict0003

Pict0004

Pict0005

Pict0006_2

Pict0007

Pict0008

Pict0009

Pict0010

愛媛県図書館で毎月第4日曜日に開催されている、古文書解読講習会で
平成24年104月に清水正史講師が解説された”湯山村公用書”の表紙と1~9頁までの資料の写真です。

湯山村とは江戸時代末期の村名で1980年発刊の「愛媛県の地名」によると現在の松山市米野町・大井野町・東川町・川の郷町・福見川町・河中町・水口町・青波町・藤野町・玉谷町・湯山柳・宿野町・末町・杉立町・食場町・
上高野町・高野町を含む。

概観すれば松山市城の東北部を占める山村。東は越智郡竜岡村(元越智郡玉川町:現今治市)、西は溝辺・の東野の2村、南は小屋峠村、北は風早郡九川(元北条市・現松山市)と上総・神次郎の3村および伊台村に接する。

村域は高縄山塊の南斜面と石手川の水源い(878m)があって石手川の源泉となり、北方に北三方ヶ森(978m)・土居ノ森(909m)、東南方に南三方ヶ森(1474m)・明神ヶ森(1217m)のどの緒峰が重畳している。これらの緒渓谷を流れる香溜・檜皮・成畑・加入道の諸川は村を東北から西南へ流れて、石手川に注ぐ。

人家および田畑は石手川の本支流に沿って存在するにすぎない。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(1648年)の温泉郡の項に「湯之山村 松林有、柴山有、小川有」とある。

寛文年中(1661~73年)に食場・高野の2村に分かれたが、天保14年(1843年)に合して再び湯山村と称した(伊予国温泉郡地誌)。

写真2枚目の下し読み

従京都飛脚到来之廿三日御献金御皆納相成
同廿七日  天皇御即位被遊 同日御参内御献上物等

以下後日にします

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月11日 (日)

シルバーによる餅搗き

昨日11月10日、砥部町原町のシルバーセンターの広場で餅つきがあり、見てきました。餅は80kg(1俵半、60升)もあり、3個の竈と石臼で三段重ねの蒸篭でもち米を、柱などの切り屑を燃やして蒸かしていました。蒸篭の数にして40個もあったようです。

勿論私も子供の頃に家で餅つきはしていたので、なんとはなく見知ってはいましたが、40蒸篭もをまとめて餅つきするのを目のあたりに見るには初めての経験で、蒸篭の取り出し順序や、蒸し上がった餅をこねるところなどは、初めて知りました。

以前四国八十八ヶ所を巡拝しいた折、偶然善通寺で三味線持ちつきは見た事はあります。

このシルバーによる餅つきは砥部町のシルバー人材センターが年中行事としておこなっており、餅つきの他に包丁の無料の研ぎあげやたこ焼きの配布もありました。

そこで、私は数十年ぶりに昔の勤労協の大西さんや本田さんや加地さんと逢い、同じ勤労協の木下さんや松山市市会議員だった上岩さんの近況もお聞きできました。また、昔は衝上断層近くの砥部川で行っていた”鮎の掴み獲り”も可也前から廃止されいる事を聞き残念に感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月 4日 (日)

火災報知器と電池

先日、もう数年前に電気量販店で購入して寝室に1個だけ取り付けていた火災報知器から数分置きに、何か変な音が聞こえくる。あまり大きな音ではなく最近耳がいささか遠くなった私に聞きとれない。しかし、妻の耳にははっきりと聞こえるそうだ。そのままにして朝食をしていると、今度は私にも聞こえる程の音が5、6分置きに鳴る。

多分、火災報知器の電池がなくなった知らせだろうと、食堂の椅子を持ってゆき寝室の天井から火災報知器を取り外し、試しに試験用のボタンを押すと火災を知らせる音はでる。全く電気がなくなったわけではないと思うが、他に異常が思い浮かばないので、土日になると電気量販店が混雑するので、折から少なくなっていたPCのプリンターの黒インクとともに、以前火災報知器を購入した電気量販店に、火災報知器に表示している”クロム乾電池9V”を買いに行った。

そこでの店員の私に対する態度ですが、乾電気の売り場にはニッケル乾電池のもが並べられており、クロム電池は見あらないので、クロム電池は何処にあるかを訪ねと、全く知らず、”ちょうと待ってくださいとレジの方に行きなかなかもでってこない。しばらくして還ってきたが結局クロム電池の在庫は無いそうで、取り寄せるとも言わない。このクロム電池は火災報知器に使用するのでどうしても、クロム電池が必要と話すと、今度は火災報知器の係りの人が来るので、待ってほしいとの事。その方は今は接客中だそうで、2、30分間またされた。やがてやって来たその火災報知器の係りの人は、クロム電池でもニッケル電池でも角型の9Vだったら良いという。それではクロム電池とニッケル電池の違いは何ですかかと質問すると、全く答えられない。私も詳しくは知らないが、その火災報知器には電池はメーカー名とはっきりとクロム電池を使用する様標記されているので、それをしめすと。こんどは、メーカーに問い合わせるとまた待たされた。その間、電池売り場で待っていると

その棚の上に

クロム乾電池は微小電流様で例えば懐中電灯や火災報知器

ニッケル乾電池は大電流様で例えばカメラやフラッキュ様と

大きく書いた看板がぶら下がっている。

店員の不勉強と無知と無気力にあきれる。今度還ってきて言うには、埃りが
たまると誤作動でその様になるとこがあるので、冷風を当てて掃除をしてくださいとのこと。電池は気にしなくてニッケルでもクロムでも良いとメーカーは言うと言う。メーカーもそれならば、わざわざ指定しなくても、ただ9V乾電池と標記すれば良いではないか。

家に帰り、掃除をして取り付けと、古いムロム乾燥池で異常なく作動しています。

今の家電量販店の店員は売れば良いの態度で、自分が扱っている商品の事を勉強し、知識を獲得しようとしない態度にいささかあきれる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »