古文書解読 湯山村公用書
下し読み
従京都飛脚到来之処、去月二三日御献金御皆納相成
同二七日 天皇御即位被遊、同日御参内御献上物等
無御滞被為済、同晦日御誓約ニ付、御参内御披露遊候処
無御滞被為済、同日軍務官分公用人御呼出ニ付、遠山
九郎罷出候処、軍務試判事井田五蔵ヲ以、別紙之通
被為蒙仰候旨申来候、
右別紙
松 山
其藩人数一大隊火急住吉表江差出厳重
警備可致旨申達候事
八月
九月六日 白石伝之進
御家 日下部要人
老職被仰付御礼式竹内九郎衛次ニ 被仰付
同日 白石伝之進
現代語訳
京都より飛脚による知らせによると、
昨月23日にご献金はすべて納めた。
同月27日 天皇陛下ご即位あらせられ
同じ日にお殿様が参内しが献上物等は
ありませんでした。
同月末ご約束により、参内し、ご滞納が
ないので、同日軍務公用人を呼び出し
遠山九郎がまいると、軍務試判事井田
五蔵に別紙の通り申し付けられた。
別紙
松山藩は人数が1大隊急いで大阪の
住吉表に出向き、その方面を厳重に
警備せよ。
八月
9月6日 白石伝之進
各家へ 日下部要人
老職が竹内九郎衛次におっしゃられた
同日 白石伝之進
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