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2012年12月22日 (土)

古文書購読 湯山村公用書六

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下し読み文

 御国難儀之節、御国恩相弁、一統謹慎厚罷
 在候段、神妙之至ニ付、厚御称美被成下
                  同 大庄屋
                     改庄屋 共

 當
 春以来、御国難中、當郡之儀者御膝元之
 儀、村之候処慮、郡方一統謹慎罷在、殊ニ銘々
 神佛江 志願致、御札守等上候儀、全教
 論方才許向行届候故之儀、猶又其方共
 右同断人別御札守差上候段、奇特之儀ニ付
 厚称美致遣為酒料金弐百疋差遣、

  〆

現代文約

 国(松山藩)の苦しい時、殿様のご恩をわきまえ
 皆良く謹慎の態度を保ったことは、もっともに神妙です。
 殿様から非常に褒められました。
                  同 大庄屋
                    改庄屋共へ

 宛て
 春以来、国(松山藩)苦しい中、当郡の者は
 お膝元にあるので、郡の人々皆謹慎つかまつり
 また、めいめいが神仏にお願いして、お守りや
 お札など殿様に差し上げた事、非常に行き届いた
 立派な行いである。その上連判状(名前を連署した書)
 を差し上げた事も奇特な事であるので、厚くお褒めになり、
 酒の代金として、200疋(お金の単位)をくださる。
 

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