古文書講読 湯山村公用書十七
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下し読み文
湯之山村之内
食場村
先組頭
年 源 七
来骨折相勤候ニ付、為御褒美鳥目壱メ文
被下
同
東川村
五人組頭
農 友右衛門
業山機心掛宜家内睦敷御年貢米手早
相納実意之趣相聞候ニ付、為褒美鳥目
五百文被下、
同
青波村
百姓
農 半兵衛
業山戒心掛宜家内睦敷、御年貢米手早
相納実意之趣相聞候ニ付、為御褒美鳥目
五百文被下、
南 吉田村
百姓又右衛門倅
孝 米右衛門
養厚農業出精、御年貢米手早相納、実意
之趣相聞候ニ付、為御褒美鳥目壱メ文被下
現代文訳
湯之山村之内
食場村
先組頭
年 源 七
骨おり勤めたので、ご褒美としてお金を壱モン目
下さる。
同
東川村
五人組頭
農業 友右衛門
山仕事の事をよく心がけ、家族あいむつましく
年貢米を手っ取りはやく納めたので、ご褒美と
してお金五百文を下さる。
同
青波村
百姓
農業 半兵衛
山仕事によくはげみ、家族むつまじく
年貢米を手っ取り早く納めたので、ご褒美と
して、お金五百モン下さる。
南吉田村
百姓又右衛門倅
孝 米右衛門
農業によく精出して、お年貢米を手っ取り早く
納めたので、ご褒美としてお金壱モンメ下さる。
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